睡眠の質について解説していきます

多くの人は、十分な睡眠時間をとっていれば、美容と健康の上で問題がないと認識しがちです。しかし、睡眠で大切なのは、時間だけではありません。いくら睡眠時間が長くても、睡眠の質が悪ければ、睡眠障害と同じような不調が身体にあらわれてしまうのです。以下では、睡眠の質について解説していきます。

●そもそも睡眠の必要性とは?
日常生活において、私たちの脳や身体は常にフル回転しています。睡眠には、そんな日常生活で蓄積された脳や身体の疲れを解消する効果があります。
また、睡眠は身体の発育やアンチエイジングにも効果をもたらしてくれます。睡眠中に分泌される成長ホルモンには、身体の成長を促す働き、傷ついた皮膚やその他器官を修復する働きがあるのです。
このほかにも、睡眠にはストレスを緩和させる効果、病気を予防する効果、記憶を定着させる効果などがあり、健やかな身体活動を送る上で必要不可欠なものとなっています。

●睡眠本来の効果を得るためには時間と質の両方が重要
上記でご紹介した睡眠の効果を得るためには、まず、十分な睡眠時間を確保することが大切です。睡眠時間が不十分で睡眠不足になると、ストレスや肥満、慢性疲労や情緒不安定など、身体に様々な不調が起こるようになります。
では、睡眠時間をしっかり確保できれば、睡眠本来の効果を得ることができるのかといわれると、そうではありません。睡眠本来の効果を得るためには、睡眠時間に加え、睡眠の質にもこだわる必要があります。
睡眠には、“質の高い睡眠”と“質の低い睡眠”の2種類が存在します。前者の質の高い睡眠とは、いわゆる熟睡のことです。深い眠りにつけることから脳と身体を効率良く回復させることができ、睡眠本来の効果を得ることができます。それに対して、質の低い睡眠では、浅い眠りのために脳や身体が十分に回復できず、しっかりと睡眠時間を確保できていても、身体に何らかの不調があらわれてしまいます。